
こんにちは、きねこです。
今回は北海道旅行3日目の旅日記・前編です。
1日目の記事はこちら
⇒ 北海道旅行(道東)▶1日目 『成田⇔女満別』就航!Peachで冬の道東へ
2日目の記事はこちら
⇒ 北海道旅行(道東)▶2日目 オホーツク海冬の絶景・流氷を楽しむ旅『網走⇒知床半島』
流氷とジュエリーアイスの名所『常南ビーチ』へ
道東旅行2日目は知床半島へ流氷ウォッチングに行きましたので、3日目の今日は紋別・興部方面へ向かうことにしました。
本当は早く起きて、野鳥や野生動物を探しに行こうと思ったのですが…

知床半島を楽しみすぎてホテルに戻って早々に寝ちゃったね…

目覚ましのアラームもかけ忘れて、起きた時にはすでに朝だった…
野鳥探しは最終日に持ち越し、準備をしてホテルを出発し能取湖沿いの道路を走行します。
網走から紋別までは約100kmほどありますので、途中で寄り道や休憩を挟みながら向かいます。
まずはルートから少し海沿いに入った場所にある海岸、北見市常呂町の『常南ビーチ』へ立ち寄りました。
網走の宿泊先からは約31kmほど。
こちらの常南ビーチは流氷が流れ着くのはもちろんですが「ジュエリーアイス」が流れ着くことでも有名です。
ジュエリーアイスといえば十勝川河口が有名ですが、オホーツク海側も負けていません。
こちらの常南ビーチは常呂川から海へ流れ出た氷が波にもまれ、打ち上げられるそうです。

私たちが訪れた時は、流氷は砂浜にゴロゴロあったけどジュエリーアイスは分からなかったなぁ…

ジュエリーアイスを見るなら、流氷接岸前の方が分かりやすそうだね!
こちらは常南ビーチよりも少し東側の海岸で撮影。
流氷があると波があまり立たないため、訪れた海岸はとても静かでした。
常南ビーチは駐車場が整備されていますので、車を停めてゆっくり流氷を楽しめます。
駐車場前にある公衆トイレは冬季閉鎖となっていますのでご注意くださいね。
場所
住所 | 〒099-2102 北海道北見市常呂町本通 |
電話番号 | 北見市常呂総合支所産業課 電話 0152-54-214 |
営業時間 | – |
公式HP | 北見市観光協会 |
備考 | ※2021年2月時点の情報です。 |
豊かな自然が残る日本最大の汽水湖『サロマ湖』
常南ビーチを後にし、西へ進むと大きな湖が見えます。
この湖は『サロマ湖』といい、滋賀県の琵琶湖、茨城県の霞ケ浦に次いで日本で3番目に大きい湖です。
元々は湾形の地形でしたが、長い年月をかけて砂が蓄積し海と湖を隔てる「砂州」となり今のかたちになりました。
今も一部は海と繋がっているため、サロマ湖には海水が流入します。
海水が混入し塩分濃度の高い湖のことを「汽水湖」と呼び、サロマ湖は日本最大の汽水湖です。
サロマ湖には、海と湖を隔てる砂州に広がる海岸草原、『ワッカ原生花園』や展望台、湖上クルーズ等の見どころやアクティビティを楽しむことが出来ます。
また、養分を豊富に含む水質を活かしホタテやカキ、ノリなどの養殖も行われています。

冬になると湖は結氷して真っ白!まるで雪原だね

危ないので湖面への立ち入りは厳禁です!
先ほど立ち寄った常南ビーチからサロマ湖までの距離は約23㎞ほどです。
今回は、ルート沿いにある『道の駅 サロマ湖』へ休憩に立ち寄りました。
『道の駅サロマ湖 物産館みのり』
サロマ湖に面した国道238号沿いにある『道の駅サロマ湖 物産館みのり』。
「物産館みのり」では佐呂間町内のホタテ、カボチャ、牛肉等に代表されるサロマのいろいろな名産品・物産品を展示、販売されています。
ホットスナックも色々あります。
今回はねこたろが「ホタテ焼」をいただくことにしました。

貝殻にホタテの身を乗せて炙って焼いてくれます。
ホタテの出汁が美味しく、口の中に磯の香りが広がります。ホタテは2つなので食べ応えも十分。
貝柱だけでなくオールインでしたが、臭みもなく、さすが地元の食材だなと思いました。

他にもソフトクリームや軽食をいただくことが出来ますので、ドライブの休憩にぜひお立ち寄りください!
場所
住所 | 〒093-0421 北海道常呂郡佐呂間町浪速121−3 |
電話番号 | 01587-5-2828 |
営業時間 | 物産館みのり:9時00分 ~ 18時00分 (10月中旬~4月下旬は17時00分まで) トイレは24時間開放 |
公式HP | 道の駅サロマ湖・物産館みのり |
備考 | ※2021年2月時点の情報です。
新型コロナウイルス感染拡大対策による営業時間短縮、臨時休業を行っている場合がございますので、事前にご確認いただきますようお願い申し上げます。 |
インパクト大なフォトジェニック・オブジェ
道の駅サロマ湖で一休みしたあとは、ノンストップで紋別まで走ります。
距離は約51㎞ほどです。1時間半かからない程度で着きました。
紋別のシンボル『巨大カニ爪』
まず向かったのは、紋別市のシンボルともいえる「巨大カニ爪オブジェ」です。
このオブジェは、昭和58年に行われた「流氷アートフェスティバル」プロジェクトで彫刻家の長崎歳氏、紋別商工会議所の桑原久雄氏、そして紋別市民によって共同制作されたそうです。
なんと高さ12メートル、幅6メートル、重さ7トン!
かつては海に浮かべてられていましたが、現在は陸上で展示されています。たくさんの観光客が訪れる紋別の名物フォトスポットです。
どーん!こちらが紋別の巨大カニ爪です。

初めて見た時の衝撃もなかなかだったけど、何度見てもびっくり!
いっぱい写真撮っちゃう。笑

夜にはライトアップされているので、ぜひ昼と夜どちらも訪れて見比べてほしいです。
場所
住所 | 〒094-0023 北海道紋別市元紋別 |
電話番号 | 紋別市役所農政林務課:0158-24-2111 |
営業時間 | – |
公式HP | 紋別観光案内所 |
備考 | ※2021年2月時点の情報です。 |
最高の癒しスポット『オホーツク とっかりセンター』へ
『紋別海洋公園』内には様々な施設がありますが、その中のひとつ『オホーツクとっかりセンター』へ向かいます。

「とっかり」とは、アイヌ語で「アザラシ」を意味します
『とっかりセンター』は日本で唯一のアザラシの保護・飼育施設です。
オホーツク海にはアザラシが多く生息していますが、稀に様々な理由で保護されるアザラシがいます。
そのアザラシたちを療養、リハビリを経て海へ返す活動を行っている施設です。
入り口のアーチです。以前は「ゴマちゃんランド」と書いてあったような…?
真ん中の何とも言えないアザラシの表情にいつ見ても笑ってしまいます。可愛いですね。
入り口はゲート式になっています。
入園料を硬貨投入口に入れたあとゲートを身体で押しながら入園します。
車椅子、ベビーカー、小さなお子様をお連れのかた、ゲートに失敗された方はインターホンで職員にお知らせくださいとの事。
アザラシがインターホンで呼び出ししているイラストが可愛くて和みます。
入園するとまず左手に観察室があります。
ここはプールの中を泳ぐアザラシをガラス越しに観察できるようになっています。
壁にはとっかりセンターにいるアザラシのプロフィールや生態等について様々な資料が飾ってあります。

温かみのある手書きイラストの資料はとても可愛くて、内容も分かりやすくまとめられているのでぜひ読んでみてね
この観察室の中には木製のベンチが設置されています。一休みしたり、腰掛けながら泳ぐアザラシをじっくり観察することができます。
観察室から出て、階段またはスロープを上がると今度は上からプールを見ることができます。
とっかりセンターにはプールが4つあり、その時の状況により個体が分けられています。
今回訪れた時は、子供アザラシ、ゴマフアザラシのオス、メス、ワモンアザラシに分けられていました。
どのプールでもみんなのんびり過ごしています。
柵の前に集まっているのは、ごはんの時間が近かったせいかもしれません。笑

とっかりセンターのフィーディングタイムは1日5回あって、飼育員さんの丁寧な解説を受けながら間近でアザラシを見ることができるよ。アザラシとの記念撮影もできるのでおすすめ!
端のプールでは子供のアザラシがじゃれあっています。

お腹をパンパン叩いたり追いかけあったり楽しそう。
こちらはワモンアザラシのプールです。
ゴマフアザラシよりも小さいアザラシで、首が短いのでまん丸に見えます。
お顔が渋い!
とっかりセンターは、私が北海道に足を運ぶきっかけとなった場所でもあり大好きな場所です。
入場料は保護活動、アザラシたちのご飯代としての支援になりますので、紋別市にお越しの際はぜひお立ち寄りください!
場所
住所 | 〒094-0031 北海道紋別市海洋公園2 |
電話番号 | 0158-24-7563 |
営業時間 | 10時00分 ~ 17時00分 年中無休 |
入場料 | 大人:200円 子供:100円 (小中高) 幼児無料 |
公式HP | 公式サイト |
備考 | ※2021年2月時点の情報です。
新型コロナウイルス感染拡大対策による営業時間短縮、臨時休園を行っている場合がございますので、事前にご確認いただきますようお願い申し上げます。 |
3日目の旅行記前編はここまで!
後編もぜひお読みいただけたら嬉しいです。

冬の道東旅行1日目・2日目はこちら


夏の道東旅行記もあわせてどうぞ!
