こんにちは、きねこです。
今回は北海道旅行4日目、最終日の旅日記です。
1日目の記事はこちら
⇒ 北海道旅行(道東)▶1日目 釧路～斜里町へ *2020年8月*
2日目の記事はこちら
⇒ 北海道旅行(道東)▶2日目 斜里町～根室市へ *2020年8月*
3日目の記事はこちら
⇒ 北海道旅行(道東)▶3日目 根室市～釧路市へ *2020年8月*
釧路の一の宮へお参り＆『厄割石』で厄祓い
4日間の楽しい旅行もいよいよ最終日。
小雨が降るなか、まずは『釧路國一之宮 厳島神社』へ向かいます。
『釧路國一之宮 厳島神社』
釧路厳島神社は釧路市米町の知人岬台地に在ります。
厳島神社といえば広島が有名ですよね。
こちらの厳島神社は、釧路が来開草業の頃に漁場請負人 佐野孫右衛門が漁場の安全と大漁祈願の為、安芸(広島)の厳島神社の御分霊を勧請奉祀したのが起源と伝えられているそうです。
主祭神は『市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)』が祭られており、「弁天さま」と呼ばれ親しまれています。
相殿新には『阿寒大神(あかんのおおかみ)』、『稲荷大神(いなりのおおかみ)』、『金比羅大神(こんぴらだいじん)』、『秋葉大神(あきはのおおかみ)』、『海津見大神(わたつみのおおかみ)』、『猿田彦大神(さるたひのおおかみ)』を、いずれも古くの時代から明治初期に釧路へ移住した先人の方々がお国元や職業の関りから祭られたそうです。
北海道3日目にお参りした根室金刀比羅神社も当時の漁場請負人が起源(創祀)に関わっていました。どちらも海に近い神社ですから、漁の安全や大漁を祈願することから始まったようですね。
旧暦の七夕が近かったこともあり、境内には七夕飾りが。
こちらは手水舎です。
立派な鶴！釧路って感じだね～
手水舎のモチーフは神社の特性が現れていて面白い！
『厄割石』とは？
参道の横にはなにやら柵に囲われた不思議な石とその周りに割れた何かが…
どうやら厄割の玉というものを授与所でいただき、指定の場所から中央の石目掛けて投げ入れた時に厄割の石が割れると、厄難を打ち砕くという意味があるそうです。
実は本厄＆大厄のWパンチの年…これはやるしかない！
厄割りの玉に息を吹きかけ、囲みの中にある石を目掛けて投げ落とします。
(写真を撮っていなかったようで載せられず無念…T T)
ちゃんと石に当たって厄割の玉が割れて一安心しました。
おかげさまで今日も元気にブログ書けてます！
御朱印
帰る前に御朱印をいただきました。
こちらの神社の御朱印は見開きで、月替わりだそうです。
私がいただいたのは七夕バージョン。可愛らしい弁天さまに癒されます。
空は分厚い雲に覆われていますが、この頃には雨も上がっていました。
場所
| 住所 | 〒085-0842 北海道釧路市米町１丁目４ |
| 電話番号 | 0154-41-4485 |
| 対応時間 | 9:00～17:00 |
| 公式HP | http://kushiro-itsukushimajinja.com/ |
| 備考 | ※2020年8月時点の情報です。 |
車からは見られない、日本最大の釧路湿原を楽しむ方法
自然の宝庫、『釧路湿原国立公園』
『釧路湿原国立公園』は昭和55年に日本で最初のラムサール条約登録湿地となり、7年後には国立公園に指定された日本最大の湿原です。
その面積はなんと約28,788ヘクタール、東京ドーム何個分どころか東京23区が収まってしまう大きさ！
元々は陸地だった場所が地殻変動で海になり、更に海水がひいて土砂や泥炭がたまったことで少しずつ今の湿原の姿になったんだって
広大な大地を流れる釧路川は、水平な土地が続くことで大きく蛇行して流れており、手付かずの自然が残された釧路湿原は多くの野生動物が生息しています。
国の天然記念物タンチョウも多くの個体がこの釧路湿原に生息しているとも言われています。
旅行1日目に訪れた釧路丹頂鶴自然公園には保護されているタンチョウがいたけど、野生のタンチョウに関しても保護活動が続けられていて今ではだいぶ多くの個体が生息できるようになったみたい
そんな自然溢れる釧路湿原ですが、当然車で立ち入れる場所は限られています。
でも、徒歩で行くには広すぎる…
そこでおすすめしたいのが『くしろ湿原ノロッコ号』です。
『くしろ湿原ノロッコ号』に乗って釧路湿原を楽しもう
『くしろ湿原ノロッコ号』は、釧路駅と標茶町の塘路駅をつなぐ観光列車です。
運行期間は4月～10月の間、4両編成で指定席3両は展望車となっており車で見ることのできない壮大な景色を楽しむことができます。
まずは釧路駅へ
釧路駅を11時06分発のくしろ湿原ノロッコ 2号の指定席券をあらかじめ購入しておりましたので、釧路駅に向かいます。
車を駅前ロータリーそばにある駐車場に停め、駅構内へ。
ねこたろはノロッコ号内で購入できるお弁当を予め予約し、私は現地調達予定でしたので、駅ナカのおにぎり屋さんで購入します
2018年にクリスタルエクスプレス号のツアーに参加するために釧路駅にきたときも、ここのおにぎりを食べました！約2年半ぶりですが変わらず美味しいおにぎりです…ザンギも買っちゃった
たしかあの時もザンギを買ってたような…？
天気は相変わらず微妙…そろそろ出発のお時間です。
指定席の様子
今回、新型コロナウイルス感染予防策として本来であれば定員6人掛けのボックス席が定員4人掛けに変更されておりました。そのためか、往路の指定席はほぼ満席でした。
こんなフォトスポットもあります。タンチョウとエゾジカですね。
釧路駅を出発し、東釧路駅 、釧路湿原駅、細岡駅に停車しながら塘路駅へ向かいます。
釧路湿原駅では釧路湿原の展望名所『細岡展望台』を目指す人が下車していきました。
『細岡展望台』だけど、細岡駅よりも釧路湿原駅で下車した方が近いみたい！
見どころを通過する際は徐行運転になり、ガイドアナウンスが流れます。
塘路駅に近づくにつれ少し晴れ間がみえてきました。
塘路駅に到着！
塘路駅に到着！…晴れてる！！
塘路駅で一旦ほぼ全員の方が下車します。塘路駅周辺ではレンタサイクルを楽しんだり、散策に出かけたりと色々楽しめます。
私たちは早々に列車へ戻り、お昼を食べることにしました。
こちらは予約したのランチボックスです。メニューは、
「阿寒ポークの自家製ハムと釧路産パプリカのドッグサンド」
「阿寒産ほうれん草と豆のサラダ」
「知床産若鶏と釧路石井農園の季節野菜の煮込み」です。
色鮮やかで目でも舌でも味わえる、美味しいランチボックスでした。
出発時刻になり、ふたたび釧路駅へとゆっくり向かいます。
復路では河原で休むエゾジカやタンチョウの姿をみることができました。
今回は夏のノロッコ号に乗車しましたが、冬になるとSLの運行が開始されます。
夏と冬でまったく違う釧路湿原を楽しめる観光列車、釧路にお越しの際はぜひご乗車下さい！
詳細
| 住所 | – |
| 電話番号 | 0154-24-3176 （JR釧路駅） |
| 利用料金 | 釧路駅 ⇔ 塘路駅 大人：640円 小人：320円 指定席：530円 （乗車日1か月前から販売開始） |
| 公式HP | https://www.jrhokkaido.co.jp/ |
| 備考 | ※2020年8月時点の情報です。
新型コロナウイルス感染拡大対策による時間変更や短縮、臨時運休を行っている場合がございますので、事前にご確認いただきますようお願い申し上げます。 |
釧路空港から帰路へ
釧路に戻り、レンタカーを返却して空港へ。
定刻通りのpeach航空で釧路を立ち、無事に4日間の道東旅行が終わりました。
peach航空の利用は初めてでしたが、往復の時間帯が少し微妙なところを除けば安価ですし、何より成田空港発着というところが個人的にかなり利用しやすいと思いました。
ただ、LCCは座席指定や受託手荷物に料金がかかりますので状況によっては羽田発のAIR DOの方が安かった…！なんてこともあるかもしれません。
事前にセール情報や価格比較サイトを上手に利用してお得に旅を楽しんでくださいね。
旅のあとがき
4日間の道東旅行記、いかがでしたでしょうか。
新型コロナウイルスの影響により通常とは異なる所も多々ありましたが、今回の北海道旅行はとても有意義で楽しい4日間になりました。
この記事を作成した2021年2月現在、新型コロナウイルスの混乱は未だ収束していませんが、いつか皆様がまた旅行される時に私の拙い旅日記が少しでもお役に立つことがあれば、この上ない喜びです。
ご拝読ありがとうございました。
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