
こんにちは、きねこです。
前回の更新からだいぶ時間が空いてしまいましたが、10月の北海道旅行の3、4日目の記事です。
前回までの記事はこちらからどうぞ⇒
北海道旅行3日目は秋のニセコを楽しむ!
羊蹄山を眺めながら眠ってしまい、気付いたら早朝でした。
あんまり焼けていませんが、朝焼けと羊蹄山。今日はとても良い天気になりそうです。

この日は丸一日時間に余裕をとり、紅葉を目当てにニセコ周辺をうろうろする予定です。
ホテルのレストランで朝食をいただき、少しゆっくりした後に紅葉を求めて出発します。
ニセコの紅葉名所・神仙沼
まず向かうのは、ホテルのスタッフさん一押しの「神仙沼」
神仙沼(しんせんぬま)は北海道後志総合振興局岩内郡共和町にある高層湿原である。
チセヌプリ溶岩台地に展開する神仙沼湿原(4.18ha)の中で最大の沼。 数あるニセコ山系の沼の中で最も美しい沼と称される。
-Wikipedia「神仙沼」より引用-
ルート
マイカー
ニセコ駅から神仙沼までは大体約23kmほど。
今回はレンタカーで向かい、30分ほどで到着しました。
公共交通機関:バス (ハイシーズンのみ)
期間限定の運行になりますが、バスで向かうことも可能です。
ニセコ駅前から五色温泉バスで神仙沼レストハウスにて下車します。
駐車場
ニセコパノラマラインの道中に、神仙沼レストハウスがあります。
レストハウスの駐車場に車を停めることが出来ますが、この日は週末かつ天気が良く、そして神仙沼の紅葉が見頃ということで駐車場は満車。
20分ほど待ってようやく駐車できました。

駐車場は原則無料、大体ですが80-90台ほど駐車できるようです。
冬季通行止め区間
ニセコパノラマラインは例年、10月下旬から4月下旬まで冬季通行止めとなります。
通行止めとなる区間については、ニセコリゾート観光協会さんの公式サイト・お知らせトピックからご確認ください。

この期間はマイカー・バス共に立ち入ることは出来ませんのでご注意!
木道を歩いて神仙沼へ
駐車場に車を停め、MAPを確認。
整備された木道を1kmほど歩いて神仙沼に向かいます。

上の写真の奥に看板があり、パンフレットと環境保全協力金の募金箱があります。

入園料は無料ですが、木道の維持にはかなりコストがかかりそう。
ぜひ、ご協力を!
勾配はあまりなく、フラットな木道ですが所々傷んでいる箇所もありましたので注意しながら歩いた方が良いです。あと、歩きやすい靴で!

ねこたろが踏んだ板が跳ね上がり、後ろを歩いていた私がその板に躓いて危うく沼ポチャするとこでした。笑
赤や黄色、オレンジに色付いた葉っぱがとても綺麗。
しばらく歩くと神仙沼湿原に到着。
水鏡がとても美しく、皆さん立ち止まって景色を楽しんでいました。
神仙沼はもう少し先なので、さらに木道を進みます。
神仙沼に到着
ようやく神仙沼に到着しました!
ちょっと風が出てきてしまったので綺麗な水鏡にはなっていませんが、紅葉が進みこちらもとても美しい!
展望できるように多少木道が広くなっているとはいえ、次から次へとたくさんの人が訪れるのでササっと写真を撮って戻ります。

帰る頃には更に駐車待ちの列が長くなっていたので、紅葉シーズンの週末はお時間に余裕をもってお越しいただいた方が良さそうです。
混みあっていた事と、他にも行きたい場所がありましたので神仙沼しか見ることは出来ませんでしたが、神仙沼自然休養林内には他にもいくつか見所がありますので、お時間に余裕があればぜひゆっくりと楽しんでいただきたいです。
施設詳細
住所 | 虻田郡倶知安町・岩内郡共和町 |
電話番号 | 共和町役場 産業課商工観光室商工観光係 0135-73-2011(内線127) |
開園時間 | 6月上旬-10月中旬/9時00分~17時00分まで |
公式HP | 共和町役場 ・ 林野庁 |
備考 | ※2021年10月時点の情報です。
▶ハイシーズン期間中のバス情報 ▶冬季通行止め区間情報 |
ニセコ高橋牧場で昼食
チセヌプリから下山し、昼食に立ち寄ったのは「ニセコ高橋牧場」さん。
宿泊していたヒルトンニセコビレッジからも割と近いところにあります。

ニセコ高橋牧場さんの牛乳と飲むヨーグルトは、道内のホテルに宿泊するとよく見かけます!
高橋牧場にはレストランやチーズ&ピザショップ、チョコレートショップ、ソフトクリーム&スーツショップなど、敷地内にはいくつかのショップが建ち並んでいます。
レストランは待ち時間が長かったのでチーズとピザのショップ、『マンドリアーノ』へ。
席の確保・オーダーはセルフサービスです。
レジに並び、マルゲリータ、4種のチーズピザとトッピングのはちみつをオーダー。
ガラス越しに見える厨房では、次から次へと美味しそうなピザが作られています。
テーブル横の大きな窓からは羊蹄山と、柵の中ですがのんびり過ごしている牛さんたちが見え、景色は抜群に良し。
ほどなくしてピザが焼き上がり、受け渡し口で確認し受け取ります。
こちらはマルゲリータ。
酸味のあるトマトソース、ミルキーなモッツァレラチーズ、フレッシュバジルがとてもよく合います。
こちらは4種のチーズピザ。はちみつは別添えです。
マルゲリータ同様、もちもちの生地にこってりとしたチーズがたっぷり、良い色に焼き上げられています。

はちみつをかけると、甘じょっぱさがたまらなくやみつきに…もう大好き!

1枚でも結構ボリュームがあるので、小食な人なら2人でシェアしてもよさそうです。
施設詳細
住所 | 〒048-1522 北海道虻田郡ニセコ町曽我888−1 |
電話番号 | 0136-44-3734 |
営業時間 | 9時30分 ~ 17時30分(元旦休業) |
公式HP | https://niseko-takahashi.jp/ |
備考 | ※2021年10月時点の情報です。
駐車場:あり(無料) |
羊蹄山の麓:半月湖畔自然公園へ
車を走らせ、次に向かうのは羊蹄山の麓にある「半月湖畔自然公園」です。
こちらは前回来た時、野鳥探しに訪れたのですが紅葉がとっても美しかったところです。
半月湖畔自然公園は羊蹄山の麓にあり、半月湖というその名の通り半月の形をした湖周辺の遊歩道をさします。
駐車場や公衆トイレ、近くには野営場(キャンプ場)もあります。
ルート
ニセコ駅からは結構近く、10kmほどなので車でしたら大体10分から15分ほどで到着します。
無料駐車場がありますので、車の場合はそちらに駐車して散策を楽しむことができます。
公共交通機関:バス
公園からは少し離れていますが、バスでのアクセスも可能です。
倶知安駅またはニセコ駅から道南バスで「羊蹄登山口」バス停で下車し、そこから徒歩で10分ほどで着きます。
半月湖畔散策路
車を停めて、半月湖畔散策路を歩きます。
道にはなっていますが、途中倒木がそのままだったりと完全に整備されている訳ではなさそう。
少し紅葉には早かったようですが、陽の当たる上の方は色付き始めています。
進んでいくと、半月湖畔へと降りる道が出てきます。
数年前に訪れたときは台風の影響で道が崩れてしまったそうで、ここには入れませんでした。

下るという事は復路は上り道…
崩れた道は完全に修復されている訳ではないようで、途中道幅がとても狭くなります。
道の半分が崩れたままで、ロープを持ちながら進むような場所も。笑
びびりすぎて道中の写真が全く無い…!
おっかなびっくり進み、ようやく半月湖畔に到着しました!
訪れた時間は15時くらいだったのでだいぶ陰ってしまってますが、とても静かで美しい湖です。
10月中旬~下旬ぐらいが紅葉の見頃かと思いますので、その時期の午前中ならもっと美しい光景が見れそうです。
施設詳細
住所 | 〒044-0077 北海道虻田郡倶知安町 |
電話番号 | – |
営業時間 | – |
公式HP | – |
備考 | ※2021年10月時点の情報です。 |
積丹の星空
半月湖畔自然公園を後にし、海沿いへと車を走らせます。
日本海へ沈む夕日を眺めつつ星の撮影場所を求めて北上します。

本当は神威岬あたりで写真を撮りたかったのですが、夜間はゲートが閉まっており立ち入ることが出来ず、残念…

気を取り直して、積丹の海沿いで何枚か撮影しました。
漁火とフェリーの灯りが輝いていましたが、それに負けないくらい星がたくさん見えました。

海沿いは風が強く、寒かったので私はまたもや車の中で待機です。笑
しばらく撮影したのち、ホテルへ戻り就寝しました。
最終日
朝はきれいに見えていた羊蹄山は、お昼前には雲に隠れてしまいました。
午前中は前日にも行った半月湖畔自然公園でエゾシマリスを探してみましたが会えず…。
一旦ホテルへ戻り、荷物をまとめて千歳へ向かいます。
しかし時間の読みが甘く、千歳に着いたのはだいぶギリギリ…

レンタカーを返却し、空港まで送っていただいたあとは猛ダッシュ!

しかし、復路の飛行機は遅延しており急がなくても十分間に合ったというオチです…笑
12月1日に退役する『ベア・ドゥ北海道JET』に搭乗でき、ラッキーでした。
記念にキーホルダーとベアドゥのぬいぐるみを購入したらステッカーと搭乗証明をいただき、良き記念になりました!

最終日はバタバタしてしまいましたが、3泊4日の北海道旅行は問題もなく無事終えられました!
紅葉シーズンの北海道は本州の名所ほど混雑もなく見やすいのでとてもおススメです。
秋のニセコに訪れる予定がありましたら、ぜひ「神仙沼」や「半月湖」にも立ち寄ってみて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
1日目・2日目の宿泊記はこちら


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