こんにちは、きねこです。
前回に続き、3泊4日の北海道旅行の旅行記です。今回は2日目、釧路から南千歳を経由してニセコ町まで移動しました。
前回の旅行記はコチラ
釧路駅から南千歳へ移動(鉄道)
往路はPeachでしたが、色々あってとてもお得に購入できたので復路はAIR DOで新千歳⇒羽田の特典航空券を取りました。
帰るためには釧路から最終的に新千歳まで移動しなければなりません。
久々の北海道、どうせならヒルトンニセコビレッジに行きたい!という事で、ニセコまでの移動手段を検討します。
ちなみに釧路からニセコまでの距離は…
365km!
さすが北海道…道内とはいえ、東京駅から名古屋駅(新東名ルート)以上の距離があります。
頑張ればレンタカーで行けないこともありませんが、乗り捨て料金もそこそこ高額になってしまいます。
色々調べたところ、JR東日本の『お先にトクだ値』というキャンペーンで、20日前までにえきねっと(オンライン)で申し込むと特急券+乗車券(指定席)が50%OFFで買えるとの情報を仕入れたので今回は鉄道に決まりです!
釧路⇒南千歳まで特急券+乗車券で、座席指定も出来て大人1名4,710円です。めちゃお得…
ただし、釧路から南千歳まで特急だと3時間30分かかります。
空路なら45分なので、搭乗前後の時間を考慮しても圧倒的に飛行機の方が早い…笑
特急「おおぞら」に乗車
ホテルをチェックインし、駅前の営業所へレンタカーを返却した後徒歩で釧路駅へ向かいます。
今回乗車するのは、釧路8:21発の特急おおぞら4号です。
特急おおぞら号は札幌と釧路を結ぶ特急列車です。
北海道は多くの区間が非電化で、電車ではなくディーゼルカーが活躍しています。
特急おおぞら号もバスやトラックと同じく、ディーゼルエンジンで動く車両を使っています。
ディーゼル特急は加速のエンジン音が胸アツだよね!
鉄道ファン以外の方にとってはエンジン音はうるさいだけかもしれません…
今回は海を見たかったので進行方向左側の座席(=南側)を指定しました。
釧路~池田の区間は車窓に湿原や海を楽しめる区間です。
水鳥が飛んでいく姿が見えます。
白糠駅~音別駅の間の区間は、海がとても近く、波うち際の様子まで分かります。
このため、波が荒い日はこの区間は運休になるほど。
途中、野生のタンチョウの姿を何回か見ることができました。
帯広を過ぎて新得を出ると、急こう配を登っていき、日高山脈を越えていきます。山が色づき始めていました。
トンネルが多い区間ですが、標高が高いため草木が色づいていて、紅葉が美しい区間でした。
新夕張から山を下り、釧路から3時間29分で南千歳に到着です。
海から山まで景色が綺麗で飽きない時間でした!
海を見たいなら進行方向左側の座席(=南側)がお勧めですが、太陽の光の方向の
関係で終始眩しい&逆光になってしまいます。
進行方向右側は湿原も見えますし、順光で景色が綺麗に見えますので、それはそれで良いかもしれません。
南千歳からニセコへ移動(レンタカー)
南千歳駅に到着後、徒歩で南千歳駅すぐそばの「Jネットレンタカー」さんで車をお借りします。
初めて利用するレンタカー会社さんなので、少し手続きに時間がかかりました。
レンタルバイクもあるようです。
いつか大型2輪の免許を取得して北海道をツーリングするのが密かな夢だったり…
自分がどのクラスの車を手配したのかすっかり忘れていましたが、用意していただいたのはプリウスです。
初プリウス…!レンタカーは色んな車を運転できるのが醍醐味ですよね。
千歳市からニセコまでのルート
幾つかルートがあるようですが、今回は南千歳駅前を出発して支笏湖沿いを進み、美笛峠を越え、喜茂別を通過してニセコ町へ向かいます。
距離は約111km、一般道なので途中休憩も含め2時間半~3時間ぐらいみておけば十分かと思いますし、お時間に余裕があれば支笏湖に立ち寄るのも良いですね。
支笏湖沿いの道路。紅葉まではだいぶ早いのですが、鮮やかな緑から黄色へ変わる時期です。
美笛峠は少しだけ紅葉が進んでおり良いドライブになりました。
峠といっても急なカーブは少なく、とても運転しやすい道です。
休憩&食事におすすめ!きのこ王国
美笛峠を越えた先、大滝村にある『きのこ王国』で昼食をとります。
その名の通りたくさんのきのこ料理が購入できます。イートインもありますし、もちろんテイクアウトも!
きのこたっぷりの「きのこ汁」が名物で、税込み110円とかなりお求めやすい価格です。
中では栽培されているきのこの様子を見ることもできますよ。
炊き込みご飯やおにぎり、揚げたて天ぷらなどきのこや地元の食材をふんだんに使用したメニューがたくさん。
美味しそうなものばかりで何を食べようか迷う…!
(私はきのこが苦手なので、きのこ以外のものを…)
ソフトクリーム好きとしてはこういった場所で食べられるヤバめなソフトクリームにぜひトライしたいところですが、今回はやめておきましょう。
メニュー表。きのこ汁だけでもこんなにたくさんあります。
今回はきのこの炊き込みご飯、きのこ蒲鉾、きのこ汁、ワカサギの天ぷらを購入しました。
天ぷらは揚げたてを提供との事で、しばし受取りカウンターの前で待ちます。
セルフで天つゆや塩を取ることができますので、お好みで。
きのこ炊き込みご飯。パックの中にみっちり詰められているのでかなりボリュームあります。
きのこ汁。なめこ、しめじ、しいたけなどきのこたっぷり。
きのこ蒲鉾。ぷりぷりの蒲鉾の中にきのこが入っており、とても香り豊か。
ワカサギ天ぷら。写真を撮り忘れたため食べかけですが、本当はこの倍近く量がありました。
小ぶりですがサクサクの衣に包まれたワカサギは臭みもなく、子持ちのもいたので満足感高し!
…すべてねこたろが食べましたが。笑
ニセコまでは私が運転していたので、助手席でねこたろが天ぷらを食べていたのですがカーブで振られて天ぷら用の塩を車内にぶちまけるという惨事(゚Д゚;)
塩を払うために横道に入り車を停めると…
なんとシマエナガさんに遭遇しました。
思わぬ出会いに天ぷらの塩の件などすっかり忘れてめちゃテンションあがりました。
施設詳細
住所 | 〒052-0303 北海道伊達市大滝区三階滝町637−1 |
電話番号 | 0142-68-6270 |
営業時間 | 9時00分 ~ 18時00分 |
公式HP | http://www.kinoko-oukoku.com/ |
備考 | 駐車場:あり(無料)
※2021年10月時点の情報です。 |
ニセコ町観光プレミアム付商品券
今回の宿泊先、ヒルトンニセコビレッジの公式サイトで『ニセコ町観光プレミアム付商品券』が販売されているという情報をキャッチ。
宿泊、食事、アクティビティなど使える対象が多かったので購入してみました。
商品券の詳細
- 券面内容:5,000円で6,000円分の商品券
- 利用期間:2021年9月15日~2022年1月30日
- 販売期間:上記に同じ(売り切れ次第終了)
- 対象者:ニセコ町外よりニセコ町に来訪する方
- 購入制限:1人1日3冊まで
詳細はニセコリゾート観光協会の公式サイトでご確認下さい。
購入方法
商品券は、町内の対象施設で購入可能です。
ホテルでも購入できるようでしたが現金のみの取り扱いでしたので、事前にニセコの道の駅ビュープラザのオンライン販売を利用しました。※2021年10月24日現在、オンライン販売分は完売
前述の通り、オンライン販売は終了してしまいました…事前予約&クレジットカードが使えてとても便利だったので残念。カード決済ならポイントも貯まりますからね!
オンライン購入は事前決済し、実際に現地(道の駅ビュープラザ)で受け取る流れになります。
申込書に記入し、身分証明書を提示して無事受取りできました。
6冊分、36,000円分を30,000円で購入できたのでかなりお得…!
この後ホテルでも1冊追加し、計7冊使用しました。
ホテルによるそうですが、私たちの宿泊したヒルトンニセコビレッジは1泊につき1名3冊まで利用可能でした。
2泊したのでMAX12冊まで使えたという事ですね。
もちろんホテル以外でも、食事やアクティビティに使えますのでとってもおすすめです!
宿泊先:ヒルトンニセコビレッジ
今回宿泊したのは北海道ニセコ町の『ヒルトンニセコビレッジ』です。
ホテルの詳細は別の記事でご紹介させていただく予定です!
ニセコの星空
10月の上旬だと、北海道は場所によって紅葉シーズンを迎えています。
ニセコは紅葉にはもう少し…というところでしたが、月齢が低く月明かりなく夜空を見られる時期を狙って来ました。
ホテルのお部屋から。羊蹄山の頂上は雲に隠れていましたが…
日が暮れるにつれ、徐々に姿を現してくれました。夕日があたり赤く染まっています。
夕食をホテルで済ませ部屋に戻る頃にはすっかり夜に。
さっそく車に乗り込み、カーナビとスマホのMAPアプリ、光害MAPを頼りに、なるべく暗そうな場所を探してドライブします。
あまり山や林に近いと視界を遮られるだけでなく、熊さんが登場する恐れもありますので…
ニセコは意外と札幌・小樽の街明かりが届くんだなあというのが素直な感想です。
10月上旬、ニセコの夜は寒い…私は早々に車に戻ってしまいました。
ホテルに戻って温泉に浸かりたいところでしたが、時間的に入浴可能時間に間に合わなかったためお部屋でシャワーを浴び、お部屋からまた外を眺めて過ごしそのまま就寝しました。
3日目に続きます!
秋の北海道旅行3泊4日③はこちらからどうぞ!
1日目の宿泊記はこちら