こんにちは、きねこです。
2020年8月に訪れた群馬県の万座温泉で、日本一の濃度とも言われる超硫黄泉を絶景と共に堪能してきました!
見どころや絶景スポットなど詳しくご紹介しますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
標高約1800mに位置する群馬の名湯、万座温泉
万座温泉ってどこ?
万座温泉は群馬県の草津白根山の頂上付近に位置する高山温泉郷です。
上信越高原国立公園内に数多くある温泉地のひとつで、標高は約1800m。
夏は避暑地、冬はスノーリゾート地として四季を問わず国内外からたくさんの観光客が訪れます。
万座温泉のお湯は1日540万リットルという豊富な湧出量を誇る硫黄泉で、源泉の温度は約80度と高温です。
日本一濃いとも言われるその硫黄泉をもつ万座温泉は名湯中の名湯と言われ、古くから湯治に訪れる人が多くいたそうです。また、現代ではこの高濃度硫黄泉で美肌効果が期待できると、多くの女性からの人気が集まっている注目の温泉地です。
確かに万座温泉に入った後お肌がすべすべになったんだよね。
美肌効果を期待して滞在中は何度も温泉に入ったよ!
今回のドライブルート
首都圏中央連絡自動車道、関越自動車道、上信越自動車道を通り万座温泉方面へ向かいます。
途中立ち寄りたい場所がありましたので松井田妙義ICで高速を下りました。
茨城県の圏央道常総I.C.から高速道路にのって、万座温泉まで走行距離は約230km、所要時間は寄り道を含めて大体5時間くらいかかったね
同じ北関東だけどだいぶ遠かった…
途中で寄りたいおすすめスポット
ランチにおすすめ!横川のドライブインで『峠の釜めし』
峠の釜めしは、群馬県の『荻野屋』さんが製造・販売する駅弁で、益子焼の土鍋に入っているのが特徴です。
現在の新幹線が開通する前は、信越本線の横川-軽井沢間にある急こう配の碓氷峠を越えるため、横川駅で補助機関車の連結作業があり、長時間停車がありました。その時に販売されていたのがこの釜めしです。
1958年から販売されるようになった駅弁、峠の釜めしは斬新なデザインと当時では珍しく「温かいお弁当」であった事が話題になりたちまち人気商品となりました。
今回この峠の釜めしを食べるために松井田妙義ICから10分ほど走った場所にあるドライブイン、『荻野屋 横川店』さんへ立ち寄りました。
釜めしの売店の他に、地域の特産品販売や、コーヒーショップ、レストラン、団体客向けのお食事提供も行っているそうです。
こちらが『峠の釜めし』です!
栗、うずら卵、椎茸、鶏肉、あんず等が、地味な見た目になりがちな釜飯に彩りを添えてくれます。
まず第一に、ご飯が美味しい!お米一粒一粒の存在を潰さずに、濃すぎない味付けでお米の旨味を感じられます。駅弁の基本の冷めても美味しい、を実現していると思います。
上の具材は、味付けや食感がそれぞれ違って、飽きを感じさせません。鶏肉と甘辛い椎茸がごはんによく合います。一見、不思議なあんずも、この釜めしのオリジナリティに一役買っています。
忘れがちですが、プラスチックの小さな容器で付いてくるわさび漬けと茄子のお漬物。ツンとくる風味を楽しむと、違うベクトルで味に変化をつけることができます。
益子焼の器だけでもコストがかかっていると思われるので、トータルとして高コスパだね。
ちなみに釜めしの空き容器は各店舗で回収してくれるけど、自宅でご飯を炊いたりリメイクして使ってる人もいて色々楽しめるみたい!
我が家では、ネコたちの水飲みに。笑
今も昔も変わらず多くの人に支持されている峠の釜めし、現地はもちろんSAや催事でも販売されていますので、見かけた際はぜひご賞味ください!
場所
住所 | 〒379-0301 群馬県安中市松井田町横川297-1 |
電話番号 | 027-395-2431 |
営業時間 | 平日 10:00-16:00 土日祝 9:00-17:00 ※状況により延長有り レストランは11:00-15:00まで |
公式HP | https://www.oginoya.co.jp/ |
備考 | ※2020年8月時点の情報です。
新型コロナウイルス感染拡大対策による営業時間短縮、臨時休業を行っている場合がございますので、事前にご確認いただきますようお願い申し上げます。 |
レンガ造りの見事なアーチ!レトロなめがね橋(碓氷第三橋梁)へ
続いて立ち寄ったのは、碓氷第三橋梁、通称「めがね橋」です。
こちらの橋はレンガ造りの4連アーチ橋で、国鉄信越本線横川駅 – 軽井沢駅間の橋梁の一つです。
1893年(明治26年)に竣工し、全長91m、川底からの高さ31m、使用されたレンガはなんと約200万個にも及ぶそう!
現存するレンガ造りの橋の中では国内最大規模で、1993年(平成5年)には「碓氷峠鉄道施設」として日本で初めて重要文化財に指定された歴史のあるアーチ橋です。結構標高の高いところにあるので、レンガを積むのは大変だっただろうね。
この当時はアプト式という珍しい方法で峠を越えていましたが、戦後、新しい線路が開通しアプト式は廃止になりました。平成になると新幹線の開通で旧信越本線はまたしても廃線となり、技術者が峠に挑んできた歴史を感じることができます。今は横川駅からこの橋までの旧線跡が全長5.9kmの遊歩道『アプトの道』として整備されているので、近々歩いてみたいと思っています!
・・・お土産話だけ聞かせてほしいな~!
また、近くにお手洗いのある専用駐車場がありますが台数があまり停められませんので大型連休や紅葉シーズンには渋滞することもあり注意が必要です。
場所
住所 | 〒379-0307 群馬県安中市松井田町坂本 地内 |
電話番号 | – |
営業時間 | – |
公式HP | 安中市公式ホームページ |
備考 | ※2020年8月時点の情報です。 |
宿泊先:万座ホテル聚楽
今回宿泊するのは万座温泉にある『万座ホテル聚楽』さん。
標高1,800mに位置する万座温泉の中でも高台にあり、名勝『空吹き』がお風呂や一部の客室から目の前に見える立地にあります。
源泉100%かけ流しの温泉に浸かりながら見る絶景は素晴らしいの一言につきます。
こちらはホテルのロビーです。
万座ホテル聚楽さんでは日帰り入浴も受け付けておりますので、湯上りに休む場所としても利用されていました。
お部屋
今回宿泊したのは「ツインルーム」のお部屋。
残念ながらこちらは駐車場側になり空吹き等の眺望はありませんが、リニューアルされたためとても綺麗なお部屋です。
西川のマットレスを導入したセミダブルサイズのベッドが2つあります。
そして、お部屋にはマッサージチェア!
湯上り処にマッサージチェアが設置されているところは多いのですが、今回は部屋に設置されています。
人目も時間も気にせず、ゆったりとマッサージチェアで寛げてとっても気持ちいい…!
温泉→マッサージチェア→温泉→マッサージチェアのローテーションがエンドレスで楽しめるよ!
僕はきねこがずっと使ってたからあんまり使えなかったんだよな~
温泉
万座温泉は冒頭のご紹介通り、濃度の高い硫黄泉です。
乳白色のお湯で強めの硫黄臭があります。その為、脱衣所では大きな換気扇がフル稼働していました。
なんといってもおすすめなのはこの露天風呂!
解放感たっぷりの露天風呂は明るいうちは目前に広がる絶景を、晴れた夜には満点の星空を眺めることができます。
宿泊した日はペルセウス座流星群が近かったので、温泉につかりながら流れ星を見るというとても贅沢な時間を過ごすことができました。
浴場は内湯が1つ、露天風呂は1つのところと2つのところがあり男女入れ替え制でどちらの浴場も楽しむことができます。
浴場の前には名勝『空吹き』が広がり、硫黄が噴出している様子が見られます。
お風呂の横には湯上り処のテラスがあり、夜も星見テラスとして開放されています。
運が良ければ空吹きを歩くカモシカやクマの姿が見られるよ!
朝、カモシカの親子が歩いているのを見つけたよね。
ホテル聚楽さんの大浴場は、毎朝9:40~9:50の10分間、写真撮影ができます。
今回掲載している浴場の写真はすべてその時間に撮影させていただきました。
ハッシュタグをつけてSNSに投稿するとプレゼントがもらえるキャンペーンも行っているそうなので、記念にぜひ写真撮影してみてくださいね!
※写真撮影タイムは浴場のお掃除中なので、足元が滑りやすくなっていることがあります。転倒にはくれぐれもご注意願います。
食事
夕食は地元で採れた旬の食材をふんだんに使用した和・洋・中のバイキングスタイルです。
ギンヒカリというニジマスより1年後の3年目に熟成を迎える魚のお寿司やカニ、こんにゃくラーメンなどたくさんの種類がありました。
海鮮系が食べられない私でも色々楽しめて良かった!
ギンヒカリ美味しかったな~また食べたい…
朝食の写真は撮っていなかったようで…
朝食も夕食同様にバイキングスタイルで美味しくいただけました。
場所
住所 | 〒377-1528 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣2401 |
電話番号 | 0279-97-3535 |
HP | 公式:http://www.hotel-juraku.co.jp/manza/ じゃらん:万座ホテル聚楽 楽天トラベル:万座温泉 万座ホテルジュラク |
備考 | ※2020年8月時点の情報です。
新型コロナウイルス感染拡大対策による営業時間短縮、臨時休業を行っている場合がございますので、事前にご確認いただきますようお願い申し上げます。 |
あとがき
万座温泉の旅行記、いかがでしたでしょうか。
万座温泉は初めて訪れましたが、この滞在で大変気に入ってしまい秋にも再訪しています。
2回目は公共交通機関とレンタカーを利用して長野県経由で訪れていますので、そちらも記事にしたいと思っております。
最後までお読みいただきありがとうございました!
*前回の旅行記*